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証憑から仕訳を導く問題⑦

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問題

乙商事株式会社と株式会社甲商店は主たる営業活動として果物の販売を行っており、それぞれ商品発送時に売上、商品受取時に仕入を計上している。そこで、以下の証ひょうにもとづき、(問)に答えなさい。なお、乙商事は商品を発送した際に、甲商店へ請求した額と同額の発送費を現金で支払っている。

納品書兼請求書および当座勘定照合表

(問)下記の取引時の仕訳をそれぞれ答えなさい。解答にあたって、勘定科目は次の中から選ぶこと。

現金 普通預金 当座預金 売掛金
買掛金 売上 受取手数料 仕入
支払手数料 発送費
  1. 乙商事が商品を発送した時
  2. 甲商店が商品を受け取った時
  3. 乙商事が代金の振り込みを受けた時
  4. 甲商店が代金を振り込んだ時

解答

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 売掛金 21,000 売上 20,000
現金 1,000
2 仕入 21,000 買掛金 21,000
3 普通預金 21,000 売掛金 21,000
4 買掛金 21,000 当座預金 21,200
支払手数料 200

解説

本問のポイントは、商品の送料(付随費用)を販売側(乙商事)と仕入側(甲商店)がそれぞれどう処理するかです。あとは、普通預金口座なのか当座預金口座なのかという点にも注意してください。資料の証憑書類をよく見て間違えないようにしましょう。

1.の取引について

先方負担の販売諸掛は、立替金勘定で処理する方法と売掛金に含める方法があります。本問では指定された勘定科目の中に立替金勘定がないことから、売掛金に含めて処理します。

2.の取引について

仕入諸掛を仕入側が負担する場合は、商品の購入原価(「仕入」の金額)に含めて処理します。

3.の取引について

資料の「納品書兼請求書」を見ると、乙商事の振込先は普通預金口座になっているので、普通預金勘定の増加として処理します。

4.の取引について

甲商店は当座預金口座から代金を振り込んでいるので、当座預金勘定の減少として処理します。また、振込手数料は支払手数料勘定で処理してください。

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