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日商簿記3級無料問題集

問題2-3:商品売買における付随費用

【難易度】★★☆☆☆
【主な論点】商品売買(三分法)、付随費用の処理(当店負担のケースと先方負担のケース)

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問題

三分法によって、以下の問題1および問題2の各取引について仕訳しなさい。ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと。


現金 当座預金 普通預金 売掛金
立替金 買掛金 売上 仕入
発送費

問題1

先方負担の付随費用については立替金勘定を用いる方法によること。

  1. 商品¥100,000を仕入れ、代金は掛けとした。その際、当店負担の引取運賃¥2,000を現金で支払った。
  2. 商品¥200,000を売り上げ、代金は掛けとした。なお、当店負担の発送運賃¥5,000は現金で支払った。
  3. 商品¥150,000を仕入れ、代金は掛けとした。その際、先方負担の引取運賃¥3,000を小切手を振り出して支払った。
  4. 商品¥300,000を売り上げ、代金は掛けとした。なお、先方負担の発送運賃¥7,000は小切手を振り出して支払った。

問題2

先方負担の付随費用については立替金勘定を用いない方法によること。

  1. 商品¥250,000を仕入れ、代金は掛けとした。その際、先方負担の引取運賃¥5,000を現金で支払った。
  2. 商品¥400,000を売り上げ、代金は掛けとした。なお、先方負担の発送運賃¥10,000は現金で支払った。
  3. 甲商店に商品¥600,000を売り渡し、代金は翌月末に受け取ることとした。なお、運送会社に 運賃¥20,000を現金で支払ったが、これは当店と甲商店とで半額づつ負担する契約となっている。


※解答・解説はこの下にあります。











解答

問題1の答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 仕入 102,000 買掛金
現金
100,000
2,000
2 売掛金
発送費
200,000
5,000
売上
現金
200,000
5,000
3 仕入
立替金
150,000
3,000
買掛金
当座預金
150,000
3,000
4 売掛金
立替金
300,000
7,000
売上
当座預金
300,000
7,000

問題2の答え

借方科目 金額 貸方科目 金額
1 仕入 250,000 買掛金
現金
245,000
5,000
2 売掛金 410,000 売上
現金
400,000
10,000
3 売掛金
発送費
610,000
10,000
売上
現金
600,000
20,000


解説

商品売買に係る付随費用の処理としては、以下のようにまとめることができます。

仕入諸掛 販売諸掛
当店負担 購入原価に含める 「発送費」として処理
先方負担 ⅰ.「立替金」で処理
ⅱ.「買掛金」から控除
ⅰ.「立替金」で処理
ⅱ.「売掛金」に含める

先方負担の仕入諸掛については、「立替金」を回収してから同じ相手に対して「買掛金」を支払うということをしていたのでは二度手間になるので、取引先に対する”貸し”(立替金)と”借り”(買掛金)を相殺するという意味で、買掛金勘定の金額から控除する方法が用いられることがあります。

また先方負担の販売諸掛については、「立替金」も「売掛金」も同じ取引先に対する”貸し”なので、両者を区別せずに「立替金」を売掛金勘定の金額に含めて処理することがあります。

なお、処理の方法が複数ある場合は必ず問題の指示に従ってください。もし、明確な指示がなければ与えられた資料などから自分で判断するようにしてください。




できなかった人は復習を!

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・第2章-1:三分法と分記法
・第2章-2:掛取引の意味と仕訳方法
・第2章-5:付随費用の処理①(当店負担のケース)
・第2章-6:付随費用の処理②(相手方負担のケース)


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