現金過不足の問題2

問題

以下の資料にもとづいて、【資料3】の決算整理後残高試算表を完成させなさい。

目標タイム 1分30秒

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【資料1】決算整理前残高試算表(単位:円)

決算整理前残高試算表(一部)

借方勘定科目貸方
730,000現金
49,000通信費

【資料2】決算整理事項等

決算にあたり、現金の帳簿残高と実際有高を照合したところ、実際有高が34,000円不足していた。このうち、16,000円が通信費の記帳漏れであることが判明したが、残額については原因が不明だったので、雑損または雑益として処理する。

【資料3】決算整理後残高試算表(単位:円)

決算整理後残高試算表(一部)

借方勘定科目貸方
現金
通信費




解答

決算整理後残高試算表(一部)

借方勘定科目貸方
696,000現金
65,000通信費
18,000雑損

解説

決算整理仕訳は次のようになります。

借方金額貸方金額
通信費16,000現金34,000
雑損18,000

「実際有高が34,000円不足していた」ということは帳簿残高が34,000円過剰であるということなので、まず現金の帳簿残高を34,000円減少させます。

このうち、16,000円は通信費の記帳漏れなので、これを通信費(費用)として処理し、残額の18,000円は原因不明なので雑損(費用)とします。