次回の日商簿記試験(第163回)は2023年2月26日です

売上原価勘定の記入問題

問題

当社は、売上原価勘定を用いて売上原価を算定している。そこで、以下の資料にもとづき、【資料3】繰越商品勘定および売上原価勘定の記入を行いなさい。( )には金額を、[ ]には以下の語群から最も適切と思われるものを選びなさい。なお、当期は×6年3月31日を決算日とする1年間である。

前期繰越次期繰越繰越商品売上原価
仕入損益

【資料1】決算整理前残高試算表(一部)

【資料2】決算整理事項等

期末商品の単価は@¥70、数量は500個であった。

【資料3】繰越商品勘定および売上原価勘定




解答

解説

決算整理仕訳

売上原価を計算するための決算整理仕訳は、次の3つの仕訳を合算したものとなります。

①期首商品棚卸高(前TBの「繰越商品」)

借方科目金額貸方科目金額
売上原価29,000繰越商品29,000
MEMO

三分法では、期中において繰越商品の金額は動かないので、前TBの繰越商品が期首商品棚卸高(前期繰越)の金額となります。

②当期商品仕入高(前TBの「仕入」)

借方科目金額貸方科目金額
売上原価870,000仕入870,000

③期末商品棚卸高(@¥70×500個)

借方科目金額貸方科目金額
繰越商品35,000売上原価35,000

決算振替仕訳

決算振替において、売上原価勘定から損益勘定の借方へ振り替えます。

借方科目金額貸方科目金額
損益864,000売上原価864,000
当期の売上原価

期首商品棚卸高¥29,000+当期商品仕入高¥870,000ー期末商品棚卸高¥35,000=¥864,000