次回の日商簿記試験(第162回)は2022年11月20日です

経過勘定項目に関する問題3

問題

次の資料に基づいて、【資料3】の決算整理後残高試算表を完成させなさい。なお、会計期間は×9年3月31日を決算日とする1年間である。

【資料1】決算整理前残高試算表(一部)

【資料2】決算整理事項

  1. 借入金は当期の9月1日に借入期間1年、年利率3%で借り入れたものであり、返済時に1年分の利息を支払う条件である。
  2. 貸付金は当期の7月1日に貸付期間1年、年利率3%で貸し付けたものであり、利息は貸付日から半年ごとに後払いで受け取る契約である。

【資料3】決算整理後残高試算表(一部)




解答

解説

決算整理事項1.について

利息は返済時に後払いするので当期の支払額はゼロです。しかし、借入日(×8年9/1)~決算日(×9年3/31)の7か月分はすでに経過しているので、これを当期の費用(支払利息)として決算時に月割で見越計上します。

¥360,000×3%×7か月分/12か月分=¥6,300

借方科目 金額 貸方科目 金額
支払利息 6,300 未払利息 6,300

決算整理事項2.について

利息は半年分を後払いで受け取るので、次期の6月30日に受け取る利息のうち、当期に属する3か月分(×9年1月1日~3月31日)を当期の収益(受取利息)として見越計上します。

¥520,000×3%×3か月分/12か月分=¥3,900

借方科目 金額 貸方科目 金額
未収利息 3,900 受取利息 3,900
前T/Bの「受取利息」

前T/Bの「受取利息」は、当期の12月31日に受け取った半年分の金額です。

分からなかった人は復習