証憑から仕訳を導く問題4

問題

次の各証ひょうにもとづいて必要な仕訳を示しなさい。なお、不要な欄は空欄のままにしておくこと。

目標タイム 1分30秒

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【問1】以下の納付書にもとづき、当社の普通預金口座から法人税を振り込んだ。

法人税の納付書(中間申告)
借方金額貸方金額

【問2】以下の納付書にもとづき、当社の普通預金口座から法人税を振り込んだ。

法人税の納付書(確定申告)
借方金額貸方金額

【問3】以下の納付書にもとづき、当社の普通預金口座から消費税を振り込んだ。

消費税の納付書
借方金額貸方金額




解答

借方金額貸方金額
仮払法人税等300,000普通預金300,000

解説

法人税等の中間納付額は「仮払法人税等」(資産)で処理しておきます。

中間申告のところに丸印がついているという点に注意してください。

解答

借方金額貸方金額
未払法人税等350,000普通預金350,000

解説

確定申告による納付額が¥350,000なので、前期末の決算において次のような仕訳を行っていることがわかります。

借方金額貸方金額
法人税、住民税及び事業税×××仮払法人税等×××
未払法人税等350,000
前期末の仕訳

法人税等を納付したときは前期末に計上している、この「未払法人税等」(負債)を取り崩します。

解答

借方金額貸方金額
未払消費税100,000普通預金100,000

解説

消費税の納付額が¥100,000なので、前期末の決算において次のような仕訳をしています。

借方金額貸方金額
仮受消費税×××仮払消費税×××
未払消費税100,000
前期末の仕訳

消費税を納付したときは前期末に計上している、この「未払消費税」(負債)を取り崩します。