材料の購入原価と材料副費に関する問題

問題

以下に示す当期の取引について各問いに答えなさい。

目標タイム 10分

00:00

【問1】次の取引について仕訳を答えなさい。

1.素材¥1,000,000、買入部品¥350,000、工場消耗品¥100,000を掛けで購入した。なお、材料副費については購入代価の10%を予定配賦する。また、月初材料は存在しない。

2.素材¥860,000、買入部品¥240,000、工場消耗品¥60,000を消費した。

3.材料副費¥155,000を現金で支払った。

4.材料副費の実際発生額と予定配賦額の差額を材料副費配賦差異勘定で処理した。


【問2】上の取引について次の勘定へ記入を行いなさい。なお、勘定は締め切らなくてよい。

材料

次月繰越

材料副費

材料副費配賦差異

※不要な箇所は空欄のままにしておくこと。




解答

【問1】の答え

借方金額貸方金額
材料1,595,000買掛金1,450,000
材料副費145,000
1.の仕訳
借方金額貸方金額
仕掛品1,100,000材料1,160,000
製造間接費60,000
2.の仕訳
借方金額貸方金額
材料副費155,000現金155,000
3.の仕訳
借方金額貸方金額
材料副費配賦差異10,000材料副費10,000
4.の仕訳

【問2】の答え

材料

買掛金1,450,000仕掛品1,100,000
材料副費145,000製造間接費60,000
次月繰越435,000

材料副費

現金155,000材料145,000
材料副費配賦差異10,000

材料副費配賦差異

材料副費10,000

解説

1.の取引について

材料の購入代価に材料副費の予定配賦額を加えたものが材料の取得原価となります。

・材料副費の予定配賦額:(素材¥1,000,000+買入部品¥350,000+工場消耗品¥100,000)×10%

2.の取引について

素材と買入部品の消費額は直接材料費となるのでこれを仕掛品勘定へ振り替えます。また、工場消耗品は間接材料費なので製造間接費勘定へ振り替えます。

4.の取引について

材料副費勘定の借方が実際発生額、貸方が予定配賦額を表すので、貸借の差額が配賦差異となります。これを材料副費配賦差異勘定へ振り替えます。

MEMO

実際の発生額が予定配賦額を上回ってしまったので、この差異は不利差異(借方差異)となります。