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日商簿記3級無料問題集

問題6-4:消耗品の仕訳問題



問題

問題1

次の資料に基づいて、以下の各問いに答えなさい。

<資料>

(Ⅰ)決算整理前残高試算表(一部)

決算整理前残高試算表1

(Ⅱ)決算整理事項

・消耗品の期末棚卸高 ¥30,000

(Ⅲ)決算整理後残高試算表(一部)

決算整理後残高試算表1

(問1)消耗品に関する決算整理仕訳を答えなさい。

(問2)資料(Ⅲ)の(a)と(b)の金額を答えなさい。


問題2

次の資料に基づいて、以下の各問いに答えなさい。

<資料>

(Ⅰ)決算整理前残高試算表(一部)

決算整理前残高試算表2

(Ⅱ)決算整理事項

・消耗品の期末棚卸高 ¥20,000

(Ⅲ)決算整理後残高試算表(一部)

決算整理後残高試算表2

(問1)消耗品に関する決算整理仕訳を答えなさい。

(問2)資料(Ⅲ)の(a)と(b)の金額を答えなさい。



※解答・解説はこの下にあります。











解答

問題1の答え

(問1)

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品 30,000 消耗品費 30,000

(問2)

(a) 30,000
(b) 70,000

問題2の答え

(問1)

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品費 120,000 消耗品 120,000

(問2)

(a) 20,000
(b) 120,000


解説

消耗品に関する会計処理方法としては、次の2通りの方法があります。

①支出時に全額を消耗品費(費用)として計上しておき、当期の未使用分を期末に消耗品勘定へ振り替え、その差額を当期の消耗品費とする方法。

②支出時に全額を消耗品(資産)として計上しておき、当期の使用額を期末に消耗品費勘定へ振り替える方法。

決算時の振替処理の結果、決算整理後の消耗品勘定の金額は当期の未使用額を表し、消耗品費勘定の金額は当期の使用額を表すことになります。これはどちらの方法を採用しても同じになります。


問題1の解説

問題1では決算整理前残高試算表に「消耗品費」があるので、上記①の方法が採用されているということになります。

ちなみに、この方法では消耗品の購入時に以下のような仕訳を行っています(現金払いを仮定)。

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品費 100,000 現金 100,000

決算時においては、当期の未使用額(期末棚卸高)¥30,000を消耗品勘定へ振り替えます。

消耗品費勘定から消耗品勘定への振り替え

問題2の解説

一方、問題2では決算整理前残高試算表に「消耗品」があるので、上記②の方法が採用されているということになります。

ちなみに、この方法では消耗品の購入時に以下のような仕訳を行っています。

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品 140,000 現金 140,000

決算時においては、当期の使用額¥120,000(=¥140,000-¥20,000)を消耗品費勘定へ振り替えます。

消耗品勘定から消耗品費勘定への振り替え



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