1. TOP
  2. 2級工業簿記無料講座
  3. 第9章-2:工業簿記の損益計算書と貸借対照表
2級工業簿記無料講座

第9章-2:工業簿記の損益計算書と貸借対照表



工業簿記の損益計算書

工業簿記も商業簿記と同じく、最終的に損益計算書や貸借対照表を作成します。

ただし、商業簿記(商品売買業)では商品を外部から仕入れてそのまま販売するのに対して、工業簿記(製造業)では販売する商品(製品)を自社で製造します。このような両者の違いに起因して、損益計算書や貸借対照表の表示方法などに若干の違いがあるので注意してください。。

商業簿記との違い

まず、工業簿記における損益計算書では、売上原価の内訳部分の表示が商業簿記の場合と異なります。具体的には「期首商品棚卸高」が「期首製品棚卸高」に、「期末商品棚卸高」が「期末製品棚卸高」にそれぞれ変わります。つまり、”商品”の部分が”製品”に変わるだけです。

さらに、製造業では販売する商品(製品)を外部から仕入れるのではなく自社で製造するので、「当期商品仕入高」が「当期製品製造原価」に変わります。

商業簿記と工業簿記の損益計算書の違い

※営業利益以下は同じなので省略。

製品勘定との関係

工業簿記における損益計算書の売上原価の内訳部分は製品勘定を基に記入していきます。

損益計算書と製品勘定の関係

月次損益勘定との関係

工業簿記における損益計算書は月次損益勘定を基に作成していきます。

損益計算書と月次損益勘定の関係

製造原価報告書と損益計算書のつながり

損益計算書における売上原価の内訳項目の「当期製品製造原価」の金額は、製造原価報告書で最終的に計算された当期製品製造原価の金額となります。

これは製造原価報告書(の末尾)が仕掛品勘定を表しており、損益計算書の売上原価の内訳が製品勘定を表していると考えれば、両者のつながりをイメージしやすいと思います。

製造原価報告書と損益計算書のつながり


工業簿記の貸借対照表

工業簿記における貸借対照表では、「商品」ではなく「製品」となります。また、工業簿記特有の勘定科目として、「材料」「仕掛品」の次期繰越額(期末残高)が流動資産として表示されます。

工業簿記における貸借対照表



・スポンサーリンク

・関連記事

< 前のページへ 目 次 次のページへ >

メインコンテンツ

犬でもわかる!無料簿記講座のトップページ
中二でもわかる!簿記超入門
日商簿記3級無料講座
日商簿記3級無料問題集
2級商業簿記無料講座
2級工業簿記無料講座
2級商業簿記無料問題集
無料簿記ゲーム

情報コンテンツ

INDEX

 第0章:工業簿記のアウトライン
 第1章:費目別計算
 第2章:個別原価計算①
 第3章:製造間接費の予定配賦
 第4章:個別原価計算②
 第5章:総合原価計算①
 第6章:総合原価計算②
 第7章:総合原価計算③
 第8章:総合原価計算④
 第9章:工業簿記の財務諸表
 第10章:標準原価計算
 第11章:CVP分析と直接原価計算
【連絡先】
te_njm-boki-yahoo.co.jp
※スパムメール防止のため、
「-boki-」の部分を「@」に変換してください。
PAGE TOP ▲