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中二でもわかる!簿記超入門

その2:簿記上の取引とは?



帳簿に記入されない取引もある!

前回、取引が発生すると帳簿に記入するのが簿記だという趣旨の説明をしました。しかし、これは厳密には正しくありません。

ボキタローの顔2 主役にうそ教えるんじゃねー!

厳密には帳簿に記入される取引と記入されない取引が存在するのです。

帳簿に記入される取引を簿記上の取引といい、具体的には以下に示す「資産」「負債」「純資産(資本)」「収益」「費用」のいずれかを増減させる取引をいいます。つまり、これら”5項目”の増減を伴わない取引は簿記上の取引ではなく、帳簿に記入されません。

資産 お金の使い道(事業主や株主等から出資されたお金を現在どのような形で持っているのか?)
負債 他人からの借金やお金を払う義務。将来返済する必要があるもの。
純資産(資本) 事業主や株主等から出資されたお金(元手)と利益から成る。基本的に返済する必要がない。
収益 財産が増加する原因となるもの。経営活動の成果。「〇〇益」や「受取○○」となるものが多い。
費用 財産が減少する原因となるもの。成果を獲得するための犠牲。「〇〇費」や「支払○○」となるものが多い。

ボキタローの顔1 うーん。なんかよくわかんないなぁ。

具体的にどのようなものが上の5項目のいずれに該当するのかということについては、”常識的な範囲”で判断できるものがほとんどなので問題ありません。

例えば、「現金」は資産、「借入金」は負債、「売上」は収益、「水道光熱費」なら費用といったことは、簿記の知識がない人でも何となくわかると思います。

ボキタローの顔1 何となくって。。。そんないい加減で大丈夫?

はい、今はそれで大丈夫です。最初のうちは、その「何となく」という感覚が結構重要だったりします。

ただし、簿記を勉強していくと”常識的な範囲”で判断できないものがいくつか出てきますが、それらについてはそのつど覚えていけば結構です。


簿記上の取引ってなに?

先程も説明しましたが、簿記上の取引とは「資産」「負債」「純資産(資本)」「収益」「費用」の5項目のいずれかを増減させる取引をいい、簿記上の取引のみが帳簿に記入されます。

例えば火災や盗難などで資産が消失した場合、これは資産の減少を伴うので簿記上の取引となり、帳簿に記入しなければなりません。

【5項目が増減する事象はすべて簿記上の取引!帳簿に記録しましょう】

簿記上の取引になる例

ボキタローの顔1 火災や盗難なのに取引って、なんか変だね。

はい。一般的にいう「取引」とは少し意味が異なるので注意が必要です。

またこれとは逆に、例えば「商品の注文をしただけ」や「事務所を借りる契約をしただけ」などのケースでは、5項目のいずれも増減しませんので、これは簿記上の取引ではなく帳簿には記入されないことになります。

【一見、取引に見えるものでも5項目が増減しないのなら簿記上の取引ではない!】

簿記上の取引にならない例



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