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個別原価計算における仕損の仕訳と勘定記入のやり方

重要度★★☆☆☆ 2級工業簿記無料講座第2章-5のアイキャッチ画像

前回の例題の計算結果を使って、仕損の仕訳と勘定記入のやり方を解説していきます。

1.前回のおさらい

前回の例題で作成した原価計算表です。これを使って、仕損の仕訳と勘定記入の方法を説明していきます。

原価計算表

前回の内容はこちら。


製造指図書ごとに仕掛品勘定を設けていると仮定して説明していきます。個別原価計算では製品ごとに原価が異なるので、指図書ごとに仕掛品勘定を分割して設定する場合があります。

2.仕損品に評価額がない場合(#100-1)

仕訳

仕損費の計上

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕損費 50,000 仕掛品(#100-1) 50,000

仕損費を賦課した時

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕掛品(#100) 50,000 仕損費 50,000

勘定記入

仕損品に評価額がない場合の勘定記入

まず、補修製造指図書(#100-1)に集計された原価を仕損費として計上し、その仕損費を元の製造指図書(#100)の原価に賦課(加算)します。

仕損費勘定を使わずに直接、仕損費を仕掛品勘定へ振り替える方法もあります。試験では問題の指示に従ってください。

3.仕損品に評価額がある場合(#200)

仕訳

仕損費の計上

仕損品の評価額は仕損品勘定(資産)で処理します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕損品 70,000 仕掛品(#200) 220,000
仕損費 150,000

仕損費を賦課した時

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕掛品(#200-1) 150,000 仕損費 150,000

勘定記入

※仕損費勘定の記入は省略しています。

仕損品に評価額がある場合の勘定記入

まず、旧製造指図書(#200)に集計された原価(仕損品の評価額控除後の金額)を仕損費として計上します。次にその仕損費を代品の製造のために発行された新製造指図書(#200-1)の原価に賦課します。

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