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材料の追加投入の計算方法

重要度★★☆☆☆ 2級工業簿記無料講座第7章-4のアイキャッチ画像

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1.材料の追加投入の例題

次の資料に基づいて、当月の完成品原価および月末仕掛品原価を求めなさい。

1.生産データ

生産データ

( )内は加工進捗度を示す。

2.原価データ

原価データ

3.完成品と月末仕掛品への原価配分は先入先出法による。

2.材料費の計算

【前回学習した内容のまとめ】

追加投入のパターン 仕掛品の
直接材料費進捗度
計算方法
工程の途中で投入
(一括定点投入)
仕掛品の加工進捗度
<追加材料の投入点
0% すべて完成品が負担
(仕掛品は負担しない)
仕掛品の加工進捗度
≧追加材料の投入点
100% 始点投入の場合と同じ
工程の終点で投入 0% すべて完成品が負担
(仕掛品は負担しない)
工程を通じて平均的に投入 加工進捗度に比例 加工費の計算と同じ

a材料費

a材料は始点投入なので、月初仕掛品・月末仕掛品ともに完成品と同量の材料が含まれています。したがって、仕掛品の直接材料費進捗度は100%ということになります。

材料の追加投入(始点投入)

b材料費

b材料は20%の点で投入しています。月初仕掛品・月末仕掛品ともにb材料の投入点を通過しているので、完成品と同量の材料が含まれています。したがって、仕掛品の直接材料費進捗度は100%ということになります。

計算方法は始点投入のケースと同じです。

材料の追加投入(途中投入1)

c材料費

c材料は50%の点で投入しています。月末仕掛品はc材料の投入点を通過しているので、完成品と同量の材料が含まれています。したがって、月末仕掛品の直接材料費進捗度は100%ということになります。

一方、月初仕掛品はc材料の投入点を(月初の段階で)通過していないので、月初仕掛品にはc材料は一切含まれていないことになります。したがって、月初仕掛品の直接材料費進捗度は0%(換算量は0個)ということになります。

材料の追加投入(途中投入2)

d材料費

d材料は工程の終点で投入されるので、仕掛品にはまったく含まれていません。したがって、d材料費はすべて完成品の原価となります。

e材料費

e材料は工程を通じて平均的に投入しているので、仕掛品の数量に加工進捗度を掛けた完成品換算量に基づいて計算していきます。したがって、計算方法は加工費と同じとなります。

材料の追加投入(平均的に投入)

3.加工費の計算

加工費は加工進捗度にもとづいた完成品換算量によって計算します。これに関しては特に問題ないでしょう。

加工費の計算

4.例題の答え

以上より、例題の答えは次のようになります。

当月の完成品原価

a材料費 ¥172,000
b材料費 ¥123,000
c材料費 ¥132,000
d材料費 ¥150,000
e材料費 ¥333,000
加工費 ¥338,000
当月の完成品原価 ¥1,248,000

月末仕掛品原価

a材料費 ¥88,000
b材料費 ¥52,000
c材料費 ¥48,000
d材料費
e材料費 ¥69,600
加工費 ¥72,000
月末仕掛品原価 ¥329,600
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