Web サービスなどにおいて、信頼性を高め、かつ、利用者からの多量のアクセスを処理するために、複数のコンピュータを連携させて全体として一つのコンピュータであるかのように動作させる技法はどれか。
- ア. クラスタリング
- イ. スプーリング
- ウ. バッファリング
- エ. ミラーリング
【答え】ア
【解説】
各選択肢の解説
ア. クラスタリング
→ ⭕ 複数のコンピュータ(ノード)をあたかも1台のコンピュータのように連携して動作させる技法で、信頼性の向上(冗長化)、可用性の向上(障害時もサービス継続)、スケーラビリティ(アクセス集中への対応)などの目的で行われます。
イ. スプーリング
→主にプリンタなどの周辺機器にデータを送る際に使われる技術で、ハードディスクやメモリなどに一時的にデータを保存しておき、処理速度の遅い周辺機器に合わせて順次データを送信する仕組みのことです。こうすることで、アプリケーションやCPUはすぐに次の処理に進めるため、システム全体の効率が向上します。
ウ. バッファリング
→データを一時的に記憶する領域(バッファ)を使って、処理のタイミングのずれや速度の違いを吸収する技術のことです。データの送受信や読み書きの際、処理の一時停止を避けるために、バッファにデータを一旦ためておき、適切なタイミングで次の処理に渡すことで、処理の連続性が保たれ、効率的なデータ転送や再生が可能になります。
エ. ミラーリング
→同じデータを2台のHDDに同時に書き込むことで耐障害性を高める仕組みです(RAID1など)。
以上より、正解はア.となります。
※「クラスタリング」の意味が理解できていれば、他の選択肢の意味が分からなくても解答可能です。

