フールプルーフの考え方を適用した例として、適切なものはどれか。
- ア. HDDを RAID で構成する。
- イ. システムに障害が発生しても、最低限の機能を維持して処理を継続する。
- ウ. システムを二重化して障害に備える。
- エ. 利用者がファイルの削除操作をしたときに、“削除してよいか”の確認メッセージを表示する。
【答え】エ
【解説】
フールプルーフ(fool proof)とは、利用者が誤った操作をしても重大な事故や損害につながらないようにする設計思想のことです。つまり、「うっかりミスをしても大丈夫」なようにする工夫です。
各選択肢の解説
ア. HDDを RAID で構成する。
→これはフォールトトレラント(耐障害性)の考え方。
→データ損失を防ぐ手段ではあるが、利用者の誤操作防止とは関係ない。
イ. システムに障害が発生しても、最低限の機能を維持して処理を継続する。
→これはフェールソフト(障害が起きても一部機能で処理を継続)の考え方。
→最低限のサービスだけを残して継続するという考え方であり、利用者の誤操作防止とは無関係。
ウ. システムを二重化して障害に備える。
→これはフォールトトレラント(耐障害性)の考え方。
→ユーザーの誤操作に対する備えではない。
エ. 利用者がファイルの削除操作をしたときに、“削除してよいか”の確認メッセージを表示する。
→利用者のうっかり削除ミス(ヒューマンエラー)を防ぐための仕組み。
→ ⭕ フールプルーフの典型例。
以上より、正解はエ.となります。

