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第2章-3:返品の仕訳方法

返品とは仕入れた商品をそのまま相手に戻す(または販売した商品がそのまま戻ってくる)ことです。よく考えてみると、これってそもそも最初から商品の仕入れや販売がなかったことと同じことじゃありません?

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三分法による返品の仕訳方法

返品とは、品違いなどの理由によって商品を返す(または返ってくる)ことです。

返品とは?

それでは早速、仕入側と販売側それぞれの処理を見ていきましょう。

仕入側の処理(仕入戻し)

例題 品違いのため、掛けで仕入れた商品のうち¥80を返品した。

借方科目 金額 貸方科目 金額
買掛金 80 仕入 80

face01 これって、掛けで仕入れた時の仕訳の逆だよね。

はい。返品は仕入れた商品をそのまま相手に戻す(または販売した商品がそのまま戻ってくる)ことです。これは実質的に、最初から商品の仕入れ(または販売)がなかったことと同じなので、逆の仕訳を行うことによって仕入れ時及び販売時の仕訳を取り消すわけです。

販売側の処理(売上戻り)

例題 品違いのため、掛けで販売した商品のうち¥100の返品を受けた。

face01 あ、なんとなくわかったかも。逆の仕訳をすればいいわけだから、
(借)売上 100  (貸)売掛金 100
でいいの?

そうです。返品された金額の分だけ「売上」及び「売掛金」から控除します。売上戻りの場合も仕入戻しの場合と同様に逆仕訳をすればいいだけです。


分記法による返品の仕訳方法

仕入側の処理(仕入戻し)

例題 品違いのため、掛けで仕入れた商品のうち¥80(原価)を返品した。

分記法の場合も三分法の場合と同様、仕入れた時の逆の仕訳となります。

借方科目 金額 貸方科目 金額
買掛金 80 商品 80

販売側の処理(売上戻り)

例題 品違いのため、掛けで販売した商品(原価¥80)のうち¥100(売価)が返品された。

これも結局は販売した時の逆仕訳になります。

借方科目 金額 貸方科目 金額
商品
商品売買益
80
20
売掛金 100

face01 返品の処理って結局、三分法も分記法も仕入れた時と販売した時のそれぞれ逆仕訳をすればいいってことなんだね。



ポイントチェック!

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1.返品(仕入戻し・売上戻り)の処理は、三分法でも分記法でも仕入時および販売時の貸借逆の仕訳をすればいいだけである。


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