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第6章-5:消耗品の仕訳方法

コピー用紙や文房具など、比較的少額で短期間のうちに使って無くなるものを消耗品といいますが、この消耗品、購入時に費用として処理するべきか、資産として処理するべきか、それが問題です。

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消耗品とは

消耗品とは、短期間(通常1年以内)のうちに使って無くなるものをいい、コピー用紙や文房具、プリンタ用のインクなどがあります。

消耗品も商品などと同様に、購入しただけでは費用にはなりません。あくまでも使った分だけが当期の費用となり、使っていない分は資産として次期へ繰り越すことになります。

なお、消耗品の処理方法として①購入時に費用として処理する方法②購入時に資産として処理する方法があります。


購入時に費用として処理する方法

購入時の処理

例題 コピー用紙¥1,000を現金で購入した。

この方法では、消耗品を購入したときは購入額全額を消耗品費勘定(費用)を使って処理します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品費 1,000 現金 1,000

決算時の処理

例題 決算時にコピー用紙が¥300分残っていた。

決算時において、期中に購入した消耗品が使われずに残っていた場合には、その未使用分を消耗品勘定(資産)に振り替えます。これによって、未使用分は「消耗品」(資産)として翌期に繰り越されます。

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品 300 消耗品費 300

消耗品購入時に費用で処理した場合の勘定記入

この仕訳の結果、決算整理後の消耗品費勘定の金額は使用分の¥700、消耗品勘定の金額は未使用分の¥300となります。


購入時に資産として処理する方法

購入時の処理

例題 コピー用紙¥1,000を現金で購入した。

この方法では、消耗品を購入したときは購入額全額を消耗品勘定(資産)を使って処理します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品 1,000 現金 1,000

決算時の処理

例題 決算時にコピー用紙が¥300分残っていた。

決算において、使用分を消耗品費勘定(費用)に振り替えます。

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品費 700 消耗品 700

消耗品購入時に資産で処理した場合の勘定記入
face01 さっきの方法と逆?

しかしながら決算整理後の金額は、やはり消耗品費勘定が使用分の¥700、消耗品勘定が未使用分の¥300となり、いずれの方法も同じになるということを最後に確認しておいてください。




ポイントチェック!

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1.購入時に費用として処理する方法
①購入時→購入額の全額を消耗品費勘定で処理。
②決算時→未使用額消耗品勘定へ振り替える。

2.購入時に資産として処理する方法
①購入時→購入額の全額を消耗品勘定で処理。
②決算時→当期の使用額消耗品費勘定へ振り替える。

※どちらの方法を採っても、決算後の消耗品勘定の金額は未使用高を、消耗品費勘定の金額は当期使用高を表す。


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