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第6章-2:売上原価の意味と計算方法



売上原価の計算方法

売上原価とは外部に販売した商品の原価のことであり、次の式で計算します。

売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高

語句の説明は次のとおり。

期首商品棚卸高 期首に倉庫や店頭に残っていた商品の原価。前期からの商品の繰越額を意味する。
当期商品仕入高 当期に仕入れた商品の原価。決算整理前における仕入勘定の金額を意味する。
期末商品棚卸高 期末に倉庫や店頭に残っている商品の原価。次期へ繰り越される商品の金額を意味する。

※当期商品仕入高は、純仕入高(総仕入高-値引・返品)を使うということに注意してください。

face01 でも、なんでこの式で売上原価が計算できるの?

はい。それでは簡単な例を使って説明しましょう。


売上原価の計算式の意味

前日、寝る前に財布の中身を確認したところ¥200入っていたとします。寝ているときに盗まれでもしない限り、翌朝の財布の中身も¥200です。つまり、翌朝の財布の中身は前日(前期)から繰り越されてきたものということになるわけです。

そしてこの日、お母さんからお小遣いを¥1,000もらったとします。

夜になって、寝る前に財布の中身を確認したところ¥500入っていました。このお金が次の日(次期)に繰り越されます。

さて、ここで問題。今日使ったお金はいくらでしょうか?

売上原価の計算式の意味
face01 簡単、簡単。¥700でしょ?次のように計算したよ。

朝の財布の中身¥200 + お小遣い¥1,000 - 夜の財布の中身¥500
= 今日使ったお金¥700

face01 あっ!この式って、売上原価の計算式と似てる!

はい。理屈は同じことです。朝の財布の中身を「期首商品棚卸高」、お小遣いを「当期商品仕入高」、 夜の財布の中身を「期末商品棚卸高」と置き換えて考えれば理解しやすいと思います。

仕入れによって増加した商品の原価(当期商品仕入高)に、期首に残っていた商品の原価(期首商品棚卸高)を加算し、そこから期末に残っている商品の原価(期末商品棚卸高)を差し引くと外部に出ていった商品の原価、すなわち売上原価を計算できるわけです。

なお、上の例では「今日使ったお金」を直接集計することはせずに差額で計算しました。これと同じように、売上原価は差額で計算するものであるということを理解してください。




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