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第6章-9:帳簿の締切と繰越試算表の作成

いよいよ当期もこれでおしまいです。ところで、帳簿上においても「当期はこれで終わり。また次期にお会いしましょう。」という作業をしなければなりません。簡単に言うと、これが帳簿の締切りです。

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帳簿の締切

帳簿の締切は①収益・費用の各勘定及び損益勘定の締切、②資産・負債・純資産の各勘定の締切の2段階から成ります。

①収益・費用の各勘定及び損益勘定の締切

収益・費用の各勘定及び損益勘定はそのまま締切ればいいだけですので問題ないと思います。

具体的な方法としては、借方と貸方それぞれの金額の1番下に合計線を引いてその下に合計金額を記入し、終了線(二重線)を引いて締切ります。

また、借方と貸方の勘定科目の数に差がある場合には余白が生じます(下の図では売上勘定の借方側)。この場合、不正な加筆などを防ぐために余白線(斜線)を引きます。

収益・費用および損益勘定の締切

②資産・負債・純資産の各勘定の締切

収益・費用とは違って、資産・負債・純資産の項目は期末時点の残高を翌期へ繰り越さなければなりません。これを”次期繰越”と記入することによって繰り越します。

ちなみに、この次期繰越の記入は本来であれば朱記(赤で記入すること)ですが、試験では赤ペンを使うことができませんので黒で記入することになります(ただし指示がある場合には、その指示に従ってください)。

資産・負債・純資産の各勘定の締切

まず、借方の合計と貸方の合計額が一致するように次期繰越を記入します。借方項目の場合は貸方に、貸方項目の場合は借方に次期繰越が出ます。

続いて、次期繰越を記入した貸借反対側の終了線(二重線)の下に”前期繰越”と記入して次期繰越額をそのまま記入します。


繰越試算表の作成

繰越試算表とは、資産・負債・純資産の各勘定の次期繰越額を集めたもので、次期繰越額の正確性を検証するために作成されます。

繰越試算表とは

借方の項目は借方に、貸方の項目は貸方に記入していきます。そして、借方と貸方の合計金額が一致すれば次期繰越額の記入が正しいということを意味します。




ポイントチェック!

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1.収益・費用の各勘定及び損益勘定は、借方と貸方それぞれの合計金額を記入し、最後に終了線(二重線)を引いて締切る。

2.資産・負債・純資産の各勘定は、貸借の差額を「次期繰越」として記入し、その反対側の終了線(二重線)の下に「前期繰越」と記入して次期繰越額をそのまま記入して締切る。

3.繰越試算表とは、資産・負債・純資産の各勘定の次期繰越額を集めたもので、次期繰越額の正確性を検証するために作成される。


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