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第6章-9:収益の繰延べ(前受収益)



収益の繰延べの仕訳

収益の繰延べに関する基本的な考え方は、前回学習した費用の繰延べと同じです。もし、前回の学習内容をまだ理解しきれていない方は「第6章-8:費用の繰延べ(前払費用)」でもう一度復習しておいてください。

face01 そんじゃあ、さっそく例題をやっていこう!

例題 ×1年4月1日に向こう1年分(×1年4月1日~×2年3月31日)の貸付金の利息¥36,000を現金で受け取った。なお、当期は12月31日に終了する1年間である。

①利息の受取り時(×1年4月1日)

受取利息勘定は収益なので貸方に記入します。

借方科目 金額 貸方科目 金額
現金 36,000 受取利息 36,000

②決算時(×1年12月31日)

決算では、次期に属する受取利息の金額は当期の収益とはせずに、これを月割計算によって前受利息勘定で次期へ繰り延べます。

借方科目 金額 貸方科目 金額
受取利息 9,000 前受利息 9,000

繰り延べる金額は次期に属する3か月分(×2年1月1日~×2年3月31日)なので、¥9,000(=¥36,000÷12か月×3か月分)です。

【タイムテーブル】

前受収益のタイムテーブル

なお、前受利息勘定は収益の前受けなので負債となります。※前受収益は、仕訳上は「前受利息」「前受地代」などの具体的な名称を使います。

前受収益

決算整理仕訳の結果、受取利息勘定の金額は当期に属する9か月分(×1年4月1日~×1年12月31日)の¥27,000となり、前受利息勘定の金額は次期に属する3か月分(×2年1月1日~×2年3月31日)となります。

【決算整理前残高試算表と決算整理後残高試算表の関係】

決算整理前残高試算表と決算整理後残高試算表


翌期首の再振替仕訳

翌期首(×2年1月1日)には再振替仕訳をします。前期末に行った決算整理仕訳の貸借逆の仕訳です。

借方科目 金額 貸方科目 金額
前受利息 9,000 受取利息 9,000

前期末における前受利息勘定(負債)の残高¥9,000を受取利息勘定(収益)へ振り替えることにより、期首時点での受取利息勘定の金額は×2年度に属する3か月分(×2年1月1日~×2年3月31日)の¥9,000となり、また前受利息勘定の残高はゼロとなります。

face01 ぼくの出る幕ないや。。。



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INDEX

 第1章:現金および預金
 第2章:商品売買
 第3章:手形取引
 第4章:有価証券および固定資産
 第5章:その他債権債務等
 第6章:決算手続き
 第7章:帳簿および財務諸表
 第8章:伝票式会計
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