いぬぼきアプリ登場!詳しくはこちら

電子記録債権債務・クレジット払いの仕訳問題

問題

以下の取引について仕訳しなさい。

目標タイム 3分30秒

00:00

1.得意先甲商店に対する売掛金¥50,000について、電子記録債権の発生記録が行われた。

2.上記1.の電子記録債権¥50,000について、支払期日が到来し、当座預金口座に振り込まれた。

3.仕入先乙商店に対する買掛金¥30,000の支払いを電子債権記録機関で行うため、同店の承諾後、取引銀行を通じて債務の発生記録を行った。

4.上記3.の電子記録債務¥30,000について、支払期日が到来し、取引銀行の当座預金口座から振り替えて支払った。

5.商品¥80,000をクレジット払いの条件で販売するとともに、信販会社へのクレジット手数料(販売代金の5%)を計上した。

6.上記5.の代金が当座預金口座に入金された。




解答

借方金額貸方金額
電子記録債権50,000売掛金50,000
1.の仕訳
借方金額貸方金額
当座預金50,000電子記録債権50,000
2.の仕訳
借方金額貸方金額
買掛金30,000電子記録債務30,000
3.の仕訳
借方金額貸方金額
電子記録債務30,000当座預金30,000
4.の仕訳
借方金額貸方金額
クレジット売掛金76,000売上80,000
支払手数料4,000
5.の仕訳
借方金額貸方金額
当座預金76,000クレジット売掛金76,000
6.の仕訳

解説

電子記録債権債務について

電子債権記録機関に必要事項を電子記録することで発生する債権(債務)を電子記録債権(債務)といいます。

電子記録債権は、債権者または債務者が電子債権記録機関に発生記録の請求を行い、同機関がその記録を行うことによって発生します。このとき、債権者は電子記録債権勘定(資産)、債務者は電子記録債務勘定(負債)で処理します。

また、債務者が債権者に支払いを行い、電子債権記録機関がその記録を行うことによって、電子記録債権(債務)は消滅します。消滅したときは、それぞれ電子記録債権勘定および電子記録債務勘定を減少させます。

一見難しそうですが、仕訳のやり方は通常の約束手形とほぼ同じです。

クレジット売掛金について

クレジットカードによって商品を売り上げた場合、あとで信販会社から代金を受け取れる権利が発生します。この権利はクレジット売掛金勘定(資産)で処理します。

信販会社への手数料を販売時に計上する場合は、商品の販売代金から手数料を差し引いた金額(すなわち手取り額)をクレジット売掛金の金額とします。